35℃でもジャケット?「おかしい」と思われない夏の正解コーデ大公開

  • URLをコピーしました!
ポイント
  • ビジネスでは基本ジャケット着用がマナーだがTPOで脱ぐのもOK
  • 私服では薄手・明るい色・カジュアル素材で夏らしく着こなせる
  • サマージャケットや接触冷感素材で快適性と見た目を両立できる

猛暑日が続く真夏、スーツやジャケットを着ている人を見て「この暑さで大丈夫?」と思ったこと、ありませんか?

もしくは、あなた自身が「夏にジャケットって、周りからおかしいと思われてないかな」と不安になったことがあるかもしれません。ビジネスシーンでは当たり前のジャケット着用も、35度を超える猛暑日には確かに悩ましいもの。でも実は、TPOと選び方さえ押さえれば夏のジャケットは全くおかしくないんです。

この記事では、ビジネス・レディース・メンズ私服それぞれのシーンで、夏のジャケット着用が「おかしい」と思われないためのポイントと、快適に過ごすための実践的なテクニックをご紹介します。

ビジネス・レディース・メンズ私服それぞれのシーンで、夏のジャケット着用が「おかしい」と思われないためのポイント
目次

夏にジャケットがおかしいと感じる3つの心理的理由

まず、なぜ多くの人が「夏にジャケットはおかしいかも」と不安になるのか、その心理を理解しておきましょう。

周りがTシャツばかりで自分だけ浮いているように感じる

真夏の街を歩けば、Tシャツ・ポロシャツ・半袖シャツといった軽装が圧倒的多数。そんな中でジャケットを羽織ると、「自分だけ格好つけてる?」「暑苦しく見られてない?」という不安が頭をよぎります。

特に普段カジュアルな服装が多い人ほど、きちんと感のあるジャケットスタイルに対して気恥ずかしさを覚えるものです。これは全く自然な感覚で、あなただけではありません。

ビジネス用ジャケットを私服に使って堅苦しく見える

男性に特に多いパターンですが、「着回し重視」で濃色のビジネス用ジャケットをそのまま私服に転用すると、どうしても「仕事帰り感」が出てしまいます。夏の軽やかな空気の中で、ウール素材の肩パッド入りジャケットは確かに浮いて見えるかもしれません。

季節感とのギャップが大きいと、「フォーマルすぎる」「堅苦しい」という印象につながってしまうのです。

今までTシャツしか着てこなかったので急な変化に戸惑う

これまで夏はずっとTシャツ一枚で過ごしてきた人が、いきなりジャケットを羽織ろうとすると「やりすぎ感」を覚えるのも当然です。自分自身のファッションの変化に、自分が一番驚いているという状態ですね。

でも安心してください。ジャケットは「きちんと感」を演出する便利なアイテムで、選び方とコーディネート次第で夏でも全く問題なく着こなせます。

ビジネスシーンで夏にジャケットを着るのはおかしい?マナーの真実

ビジネスの世界では、実は夏でもジャケット着用が基本マナーとされています。その背景には、スーツ文化が生まれた西洋の考え方があります。

ジャケット着用がマナーとされる文化的背景

スーツの本場イギリスでは、「シャツ=下着」という認識があり、人前で上着を脱ぐことは下着姿になるのと同じと考えられてきました。映画「華麗なるギャツビー」でも、真夏なのに汗を流しながらスーツを着ているシーンが描かれています。

日本でもその名残として「ジャケット着用=礼儀」という認識が根強く、特に取引先との面会や重要な商談では、ジャケット姿のほうが信頼感と誠実さを演出できるとされています。シャツ姿よりもジャケット姿のほうが「仕事ができそう」と評価されるのは、こうした文化的背景があるためです。

クールビズ導入後の現実的な着用ルール

一方で、2005年のクールビズ導入以降、ビジネスシーンでもジャケット・ネクタイなしの軽装が認められる場面が増えてきました。特に社内での業務中や移動中であれば、ジャケットを脱いでも失礼にはあたりません。

ただし重要なのは、「相手ありき」でTPOを判断することです。以下のような場面では、夏でもジャケット着用が望ましいとされています。

このグラフからわかるように、取引先訪問や重要な商談ではジャケット着用がほぼ必須とされる一方、社内業務や移動中は柔軟に対応できます。要は「誰と会うか」「どれだけフォーマルな場か」によって判断すればよいのです。

ジャケットを脱いでもよい具体的な場面

では、どんな場面ならジャケットを脱いでも問題ないのでしょうか?以下のシーンでは比較的自由に脱ぐことができます。

一人で通勤・休憩しているとき:他の社員の目がなければ、快適さを優先して脱いでOKです。ただし上司が近くにいる場合は脱がないほうが無難でしょう。

相手から「脱いでください」と勧められたとき:目上の人や取引先の相手が先に脱いだ場合は、こちらも脱いで構いません。ただし、自分から先に脱ぐのはマナー違反になることがあるので注意が必要です。

クールビズ期間中の社内:企業がクールビズを推奨している場合、ノージャケット・ノーネクタイでの勤務が認められています。ただし急な来客に備えて、デスクの近くにジャケットを用意しておくのがスマートです。

【レディース編】女性のビジネスシーンで夏にジャケットはおかしい?

女性のクールビズは男性よりも定義が曖昧で、「どこまでOKなの?」と悩む方も多いでしょう。基本的なマナーと、シーン別の着こなしポイントを整理します。

レディーススーツのクールビズ基準

一般企業では、女性のクールビズは「ノージャケット」が基本とされています。男性のノーネクタイに対応する形で、ジャケットを省略することが認められているのです。

ただし、就活生や転職面接、フォーマルな商談では夏でもジャケット着用が基本マナーです。相手に与える印象を重視する場面では、やはりジャケットを着たほうが「きちんと感」を演出できます。

七分袖ジャケットという選択肢

女性ならではの選択肢として、七分袖のジャケットがあります。長袖よりも涼しく、それでいてフォーマル感を損なわない絶妙なバランスで、夏のオフィスで重宝します。

七分袖ジャケットは袖が短い分通気性がよく、見た目も軽やかで夏らしい印象を与えられます。ただし職場によっては長袖しか認められないケースもあるため、事前に確認しておきましょう。

ノージャケット時のインナー選びのポイント

ジャケットを着ない場合、インナーが主役になります。そのため、透け感のある素材や派手な色柄は避け、上品で落ち着いたデザインを選ぶことがマナーです。

特に白や薄い色のトップスを着る場合は、ベージュ系の下着を選ぶと透けにくくなります。また、ノースリーブやキャミソールは肌の露出が多くマナー違反とされるため、最低でも半袖、できれば長袖のブラウスやシャツを選びましょう。

夏のジャケットビジネススタイルを快適にする5つの工夫

「マナーはわかったけど、やっぱり暑い…」という声も聞こえてきそうですね。そこで、夏でも快適にジャケットを着こなすための具体的な工夫をご紹介します。

サマージャケットの選び方:背抜き・半裏が基本

夏用ジャケットを選ぶ際、裏地の仕様に注目してください。一般的なジャケットには「総裏」「背抜き」「半裏」の3タイプがあります。

総裏はすべてに裏地がついており秋冬向け。背抜きは背中の裏地が半分になっており春夏におすすめ。半裏はこの中で最も涼しく、オーダーメイドで選べるなら半裏にしましょう。

背中が蒸れにくくなるだけで、体感温度はかなり変わります。また、パンツのヒザ当て(太もも部分の裏地)も取れるなら取ったほうが快適です。

接触冷感・吸汗速乾素材を活用する

最近のサマージャケットには、接触冷感や吸汗速乾といった機能性素材が使われているものも多くあります。クールマックス、クールパスなどの糸を使用したジャケットは、着心地が軽く見た目にもサラッと涼しげです。

また、インナーシャツにも接触冷感素材を選ぶと、汗のベタつきを大幅に軽減できます。ユニクロのエアリズムなど、手軽に入手できる高機能インナーを活用しましょう。

脱いだジャケットのスマートなたたみ方

移動中や休憩時にジャケットを脱いだとき、シワにならないたたみ方をマスターしておくとスマートです。5秒でできる簡単な方法があります。

まず、ジャケットを裏返して片方の肩を内側に折り込み、もう片方の肩で包むようにして二つ折りにします。これだけでシワがつきにくく、腕にかけて持ち運びやすい形になります。専用のジャケットケースに入れれば、さらに型崩れを防げます。

汗ジミ・ニオイ対策は必須

夏の大敵、汗ジミ対策も忘れずに。脇汗パッドや汗拭きシートを活用することで、見た目の清潔感を保てます。また、消臭スプレーを使ったり、洗濯しやすいウォッシャブルスーツを選ぶのも有効です。

特にワキ汗が見えていると不潔なイメージを与えてしまうため、インナーの着用は必須です。汗を吸ってくれる吸湿速乾性インナーを選びましょう。

移動中はジャケットを脱ぐ習慣をつける

外回りや移動中にジャケットを着たままだと、体温が上がり汗をかきやすくなります。移動中は脱いで、訪問先や会議室に入る前にサッと羽織るという習慣をつけましょう。

これは単に涼しさを確保するだけでなく、TPOに応じた柔軟な対応ができるビジネスマナーの一環でもあります。状況を的確に読み取り、装いを切り替えられる姿勢が、相手に洗練された印象を与えます。

【メンズ私服編】夏にジャケットを着るとおかしい?カジュアルシーンの着こなし

ビジネスとは違い、私服でジャケットを着る場合は「おかしく見えないか」という不安がより強くなります。でも安心してください。素材と色、そして組み合わせ次第で夏のジャケットスタイルは全く問題ありません

夏の私服ジャケットで避けるべき3つのNG

まず、夏に「おかしく見える」ジャケットスタイルの特徴を押さえておきましょう。

NG1:ビジネス感の強い濃色ウールジャケット
黒やダークグレーの肩パッド入りジャケットは、どうしても「仕事帰り」「堅苦しい」印象になります。夏の軽やかな空気に馴染まず、周囲から浮いて見えてしまいます。

NG2:厚手の素材や秋冬向けの質感
見るからに重厚なウール素材や、起毛感のあるジャケットは季節感がズレています。視覚的にも暑苦しく、周りに「この人暑くないのかな?」と心配されてしまうかも。

NG3:全身をフォーマルにまとめすぎる
ジャケット+スラックス+革靴という組み合わせは、私服としては堅すぎます。どこか一箇所はカジュアルダウンして、リラックス感を出すのがコツです。

夏らしく見せる私服ジャケットの選び方

では、どんなジャケットを選べば夏でも自然に着こなせるのでしょうか?

明るめの色を選ぶ:ライトグレー、ベージュ、スモークブルー、サックスブルーなど、明るく爽やかな色味が夏にぴったりです。視覚的な軽さが出て、暑苦しさを回避できます。

薄手の素材を選ぶ:リネン(麻)、コットン、薄手のポリエステル混紡など、通気性の良い素材がおすすめです。特にリネンは夏の定番素材で、シワ感すらもこなれた印象を与えてくれます。

アンコン仕立てを選ぶ:肩パッドや芯地が最小限の「アンコンジャケット」は、軽くてソフトな仕立てで夏にサッと羽織るのに最適です。カジュアル感も出るため、私服にもマッチします。

夏のジャケットコーデ:カジュアルダウンのテクニック

ジャケットを選んだら、次はコーディネートです。全体のバランスを「軽く」「カジュアルに」することで、夏の街に自然に溶け込めます。

インナーは無地Tシャツやポロシャツに:白Tシャツやグレーのポロシャツなど、シンプルなインナーでリラックス感を出しましょう。ワイシャツだとビジネス感が強くなってしまいます。

パンツはアンクル丈やチノパンで軽やかに:足首が見えるアンクル丈のパンツや、ベージュのチノパンを合わせることで、夏らしい抜け感が生まれます。重厚なスラックスは避けましょう。

足元はスニーカーや軽い靴で:革靴ではなく白スニーカーや軽めのローファーを合わせると、適度にカジュアルダウンできます。色も白やベージュなど明るめが◎。

このグラフが示すように、素材と色の選択が夏らしさに最も大きく影響します。リネンや薄手素材を選ぶだけで、見た目の涼しさが格段に上がるんです。

夏にデニムジャケットはおかしい?Gジャンの着こなしポイント

「夏にデニムジャケットって変じゃない?」という疑問も多く寄せられます。結論から言えば、薄手で明るい色を選べば全く問題ありません

デニムジャケットの「オンス」に注目

デニムの厚さは「オンス(oz)」で表されます。一般的なデニムジャケットは10〜15オンスですが、夏用として選ぶなら8オンス前後のライトオンスがおすすめです。

薄手のデニムは通気性が良く、見た目も軽やか。さらにダメージ加工やリップド加工が施されていれば、より風通しが良くなります。

色は明るめのライトブルー・ホワイトデニムで

濃いインディゴのデニムジャケットは、どうしても重たく暑苦しい印象になります。夏に着るなら、明るめのライトブルーやホワイトデニム、色褪せた加工が施されたものを選びましょう。

全体のトーンをできるだけ爽やかに、重くならないようコーディネートするのがポイントです。白Tシャツ+ライトブルーデニムジャケット+ベージュのチノパンという組み合わせなら、夏にもピッタリ馴染みます。

半袖やアロハシャツとの重ね着もアリ

デニムジャケットの中に、あえて柄物のアロハシャツや開襟シャツを合わせる着こなしもおしゃれです。襟をジャケットの外に出せば、着慣れた雰囲気とこなれ感が出ます。

また、暑い日中は肩掛けスタイルにして通気性を確保しつつ、冷房の効いた室内に入ったらサッと袖を通すという使い方もできます。

ユニクロで見つかる!夏のジャケットおすすめアイテム

「夏用ジャケットってどこで買えばいいの?」という方に朗報です。実はユニクロには、高機能で手頃な価格の夏用ジャケットが揃っています。

ユニクロのサマージャケットの特徴

ユニクロの「感動ジャケット」シリーズは、ストレッチ性・速乾性・軽量性を兼ね備えた人気商品です。見た目はきちんとしたジャケットなのに、着心地はまるでスポーツウェアのように軽く快適。

また、ウォッシャブル仕様で自宅で洗濯できるため、汗をかきやすい夏にはとても便利です。価格も1万円以下とリーズナブルで、複数枚揃えやすいのも魅力です。

ビジネスと私服の両方で使えるアイテム

ユニクロのジャケットは、色とデザインのバリエーションが豊富。ネイビーやグレーを選べばビジネスシーンでも使えますし、ベージュやライトブルーを選べば私服としても活躍します。

「一着で二役」が叶うため、夏のワードローブに一枚追加しておくと、かなり重宝しますよ。

夏のジャケット着用率とトレンドの変化

最後に、実際のところ夏にジャケットを着ている人はどれくらいいるのか、データで見てみましょう。

このグラフから興味深い傾向が読み取れます。クールビズの浸透により、ビジネスシーンでの社内着用率は大きく低下しています。一方で、対面での商談や訪問時には依然として高い着用率を維持。

そして注目すべきは、私服での着用率が年々上昇している点です。これは、サマージャケットや機能性素材の進化により、「夏でもおしゃれにジャケットを着たい」という人が増えている証拠といえるでしょう。

まとめ:夏のジャケットは選び方とTPO次第

夏にジャケットを着ることは、決しておかしくありません。ビジネスではTPOに応じた着脱の判断が、私服では素材と色選びが重要です。

薄手で明るい色のサマージャケットを選び、接触冷感インナーや吸汗速乾素材を活用すれば、見た目も快適性も両立できます。移動中は脱いで訪問先でサッと羽織る、という柔軟な対応を心がければ、夏でもスマートなジャケットスタイルが完成します。

「周りからどう見られるか」を気にしすぎず、自分らしいスタイルで夏のジャケットを楽しんでくださいね。

FAQ(よくある質問)

夏の就活でもジャケットは必須ですか?

はい、企業から「クールビズでお越しください」という指示がない限り、就活ではジャケット着用が基本マナーです。ただし移動中は脱いで、会場に入る前に着用すればOK。薄手のサマージャケットを選び、汗ジミ対策として脇汗パッドやインナーを活用しましょう。面接官から「脱いでください」と勧められたら、遠慮なく脱いで問題ありません。

私服で夏にジャケットを着ると浮きませんか?

素材と色次第で全く浮きません。明るめのライトグレーやベージュ、リネンや薄手コットンといった夏素材を選び、インナーは白Tシャツ、パンツはアンクル丈、足元はスニーカーといった具合にカジュアルダウンすれば、自然に馴染みます。ビジネス用の濃色ジャケットをそのまま私服に使うのは避け、私服用に明るく軽やかなジャケットを用意するのがおすすめです。

夏にデニムジャケットを着るのは暑苦しいですか?

薄手(8オンス前後)で明るい色のデニムジャケットなら、夏でも快適に着られます。濃いインディゴは重たく見えるため、ライトブルーやホワイトデニムを選びましょう。インナーは半袖Tシャツや開襟シャツで肌の露出を増やし、暑い日中は肩掛けスタイルにすれば通気性も確保できます。デニムジャケットは春秋だけでなく、選び方次第で夏も活躍する万能アイテムです。

ビジネスでジャケットを脱いでもいいタイミングはいつですか?

一人での移動中や休憩時、社内でのデスクワーク中は脱いでも問題ありません。ただし上司が近くにいる場合や、急な来客に備えて脱がないほうが無難なケースもあります。取引先との面会では、相手が先に脱いだ場合のみこちらも脱ぐのがマナーです。自分から先に脱ぐのは失礼にあたることがあるため、相手の様子を見て判断しましょう。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次