- レスポートサックがダサいと言われる理由は派手な柄とおばさん世代のイメージ
- 実は69%の人が時代遅れではないと回答、機能性の高さで再評価中
- シンプルな無地デザインを選べばダサく見えずおしゃれに使える
「レスポートサックってダサいのかな…」そんな不安を抱えていませんか?軽くて丈夫で使いやすいと聞くけれど、周りの目が気になって購入をためらっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、レスポートサックがなぜダサいと言われるのか、本当に時代遅れなのか、そして実際にはどんな評価を受けているのかを徹底調査しました。芸能人の愛用状況や価格設定の理由、年齢層別の人気度まで、データとともに詳しく解説します。
レスポートサックがダサいと言われる5つの理由
レスポートサックに対して「ダサい」という声があるのは事実です。しかし、その理由を知れば対策も見えてきます。まずは、なぜそう言われるのか具体的な理由を見ていきましょう。
派手な柄が多く子供っぽく見えるから
レスポートサックの最大の特徴であるカラフルで個性的な柄が、逆にダサいと言われる原因になっています。花柄やキャラクターコラボ、ポップな総柄デザインは、現代のミニマリスト的なトレンドとは対照的で、子供っぽい印象を与えることがあります。
特に原色に近い派手な柄物は、コーディネート全体の中で浮いてしまう可能性が高く、30代以上の女性からは「若作りに見える」という意見も寄せられています。アンケート調査では、「カラフルなレスポートサックのバッグは年配の女性のように見えてダサい」という40代女性の声もありました。
ナイロン素材が安っぽく見えるから
レスポートサックの特徴であるリップストップナイロン素材も、ダサいと言われる理由の一つです。光沢のあるシャカシャカとした生地は、軽くて丈夫という機能面では優れていますが、レザーや厚手のキャンバス地と比べると、どうしてもカジュアルな印象になります。
この質感が、人によっては安っぽく見えたり、高級感がないと感じられたりすることがあります。バッグに中身が少ないと形が崩れて、くたっとした見た目がだらしなく見えてしまうという声も。また、一部のモデルで使われているプラスチック製の金具が、チープな印象を強めているという意見もあります。
柄物×柄物の組み合わせでおばさん感が出るから
レスポートサックのバッグを使う際のコーディネートミスも、ダサいと言われる大きな要因です。特に「柄物のショルダーバッグに、違う柄のトップスを合わせる」というスタイルは、おばさん感が出てダサいという意見が多数寄せられています。
ガーリーやフェミニン系のファッションとレスポートサックの柄物を合わせると、ちぐはぐな印象になりやすいのです。服に全面の柄があるのに、リュックやカバンにも柄があると「うるさく」なってしまうという30代女性の声もありました。
このグラフが示すように、レスポートサックがダサいと言われる理由で最も多いのは「派手な柄が子供っぽい」という点で、全体の35%を占めています。次いで「ナイロン素材が安っぽい」が28%、「柄×柄のコーデミス」が25%となっています。
過去に流行したため時代遅れのイメージがあるから
レスポートサックは1989年に日本に上陸し、2000年代初頭にブームを迎えました。当時と比較すると現在では持っている人が減ったため、「今はそれほど持っている人が多いイメージではない」という声があります。
基本的なデザインや素材の方向性は大きく変わっておらず、ブランドを象徴するナイロン素材やシンプルな形状は、トレンドを追う若い世代には新鮮味が薄れていると言われています。一昔前に流行したイメージが強く、「時代遅れ」というレッテルを貼られることがあるのです。
旅行中のおばさん世代が集団で使っているから
レスポートサックがダサいと言われる最大の理由は、おばさん世代のアイコン化です。旅行などで集団でいる高齢の女性たち(いわゆるおばさん)が、みんなおそろいのようにレスポートサックのショルダーバッグを斜めがけしている光景をよく見かけます。
これにより「おばさんが持っている=ダサい」という評価が定着してしまいました。実際、アンケート調査では主な利用者層は40代から60代の女性で、50代の購入者が最も多いという結果が出ています。この年齢層のイメージが強すぎて、若い世代が敬遠する原因になっているのです。
実は69%が時代遅れではないと回答!再評価される理由
「ダサい」という声がある一方で、実際のアンケート調査では約69%の人がレスポートサックは時代遅れではないと回答しています。では、なぜ今も多くの人に支持され続けているのでしょうか。
圧倒的な軽さと耐久性が評価されている
レスポートサックの最大の魅力は、軽さと丈夫さの両立です。パラシュートなどにも使用される高品質なリップストップナイロンを使用しており、破れにくく、軽量で防水性にも優れています。
「使ってみて最初に感じたのは、本当に軽いということ」「3年以上同じバッグを使っている」という声も多く、機能性の高さが評価されています。特に旅行や通勤など、長時間持ち歩く場面では、この軽さが大きなメリットになります。
シンプルなデザインが増えて大人でも使いやすい
近年、レスポートサックはシンプルなデザインや落ち着いた色合いのバッグを多数展開しています。無地のブラック、ネイビー、グレーといったベーシックカラーは、どんなファッションにも合わせやすく、大人の女性でも違和感なく使えます。
「調べてみると最近のデザインは意外と落ち着いているのもあって、大人でも持てる」という声もあり、派手な柄が苦手な人でも選択肢が広がっているのです。
5期連続増益でブランド再生に成功
実は、レスポートサックは2024年現在、5期連続の増益を見込んでおり、海外での売れ行きも好調です。一度忘れられかけたブランドが、見事に復活を遂げています。
その陰には、ブランドビジネスを「お家芸」とする伊藤忠商事の周到な戦略があります。若い世代にも刺さる新しいコラボレーションやデザインを積極的に展開し、ブランドイメージの刷新に成功しているのです。
円グラフが示すように、レスポートサックについて約7割の人が時代遅れではないと評価しています。実用性を重視したデザインや根強いファンの存在が、このポジティブな評価を支えています。
レスポートサックを愛用する芸能人とその理由
レスポートサックは一般層だけでなく、芸能人にも支持されているブランドとして知られています。気取らず使える高機能バッグとして、メディア出演時やプライベートショットで持っている姿が見られることがあります。
梨花や佐藤栞里など人気芸能人が愛用
レスポートサックを愛用している芸能人には、以下のような方々がいます。
- 梨花:人気スタイリスト風間ゆみえ(梨花など人気芸能人を手がける)とのコラボアイテムが展開されています
- 佐藤栞里:ファッション誌の記事で、レスポートサックのバッグを着用しているコーデが紹介されています
- 菊地亜美:自身のブログで「レスポートサックのバッグがお気に入り・旅行で使った」と紹介
- 土屋太鳳:私服コーデ紹介サイトで着用している様子が報じられています
- 仲里依紗:レスポートサックの着用例として私服コーデに登場
これらの芸能人たちが選んでいるバッグは、あえて奇抜すぎないデザインや色味である点が注目されます。ブラックやネイビーといったシンプルなカラーや、ミニサイズのショルダーバッグが好まれている傾向があります。
神崎恵さんやエクラとのコラボも人気
美容家の神崎恵さんとのコラボレーションも話題になりました。2024年5月にはジェイアール名古屋タカシマヤでポップアップショップが開催され、大きな反響を呼びました。
また、40代・50代女性向けファッション誌「エクラ」とのコラボポーチも大人気で、華やかさと大人っぽさをあわせもつ花柄が絶賛されています。「今年もやってきました!毎年楽しみにしている『レスポートサック×éclat』」という声も寄せられています。
レスポートサックはなぜ高い?価格設定の3つの理由
「ただのナイロンバッグなのに、なぜあんなに高いの?」そんな疑問を持つ方も多いでしょう。レスポートサックの価格帯は一般的に1万円前後から2万円台が中心です。この価格設定には、明確な理由があります。
高品質なリップストップナイロンを使用
レスポートサックは、素材に高品質なリップストップナイロンを使用しています。この素材はパラシュートなどにも使用されており、丈夫で破れにくく、軽量で防水性に優れています。
高品質な素材を使用することは値段に大きく影響するため、レスポートサックは他のナイロンバッグと比べて割高になってしまうのです。しかし、その分、長く使える耐久性があります。
丁寧な縫製とブランド価値
レスポートサックの製品は、縫製も重要な要素で、各部位は丈夫な糸を使い、丁寧に縫い合わせられています。ストラップやジッパーなど、使用頻度の高い部分は特に強化されており、日常的にバッグを使用しても、破れや壊れのリスクが低減されます。
また、1974年にニューヨークで創業され、50年以上の歴史があるバッグブランドとしてのブランド価値も価格に反映されています。
有名人の愛用でプレミアム化
レスポートサックは、使いやすい形状でありながらデザインも優れていることから、世界中の有名人やセレブリティからも愛用されていることで有名です。それに伴って一般人にも需要が高まったため、レスポートサックの価格は割高になっているのです。
しかし、機能性やデザイン性が高く丈夫なバッグであることを考えると、コストパフォーマンスは決して悪くありません。
レスポートサックの年齢層は?20代から60代まで幅広く人気
レスポートサックは「若い子向け?それともおばさん向け?」と疑問に思う方も多いでしょう。実際の年齢層を詳しく見ていきましょう。
主な利用者は40代から60代の女性
アンケート調査やレビュー分析によると、レスポートサックの主な利用者層は40代から60代の女性で、特に50代の購入者が最も多いという結果が出ています。これは、軽く丈夫なバッグを求めるミセス層との相性が非常に良いことを示しています。
旅行や日常使いで「重いバッグはもう肩と腕が限界」という40代以降の女性にとって、レスポートサックの軽さは大きな魅力となっています。
20代・30代の利用者も増加中
一方で、20代や30代の利用者は相対的に少ない傾向がありますが、近年では若年層にも再評価されつつあります。その理由としては、シンプル志向やトレンドを重視する若い世代にとって、ナイロン素材やポップな柄が少し”親世代向け”に見える場合があるからです。
しかし、最近ではシンプルなデザインや、トレンド感あるミニバッグなどが展開され、若い世代でも使いやすいアイテムが増えています。
このドーナツグラフが示すように、レスポートサックの利用者は50代が35%で最も多く、次いで40代が32%となっています。一方、20代は8%、30代は15%と少なめですが、近年のシンプルデザインの増加により、若い世代の利用も徐々に増えています。
レスポートサック人気柄ランキング2024最新版
レスポートサックは毎年たくさんの新作柄が登場するのも魅力の一つです。2024年は、どんな柄が人気なのでしょうか。
第1位:シンプルな無地デザイン(ブラック・ネイビー)
圧倒的な人気を誇るのが、シンプルな無地のブラックやネイビーです。どんなファッションにも合わせやすく、年齢を問わず使えるのが魅力。特に「Shadow Grey」や「Recycled Black」といったカラーは、ビジネスシーンでも違和感なく使えると高評価を得ています。
「黒いタイプは誰でも使いやすくて人気です」という声も多く、レスポートサック初心者にも最もおすすめできる柄です。
第2位:定番のドット柄・チェック柄
ドット柄やチェック柄などのベーシックな柄も根強い人気があります。派手すぎず、かつ無地よりも個性を出せるため、30代から50代の女性に特に支持されています。
「チェックの柄ならばシックで使いやすくコーディネートにも合わせやすい」という意見もあり、カジュアルすぎない大人の雰囲気を演出できます。
第3位:ディズニー・スヌーピーなどコラボ柄
ディズニーやスヌーピーなど、人気キャラクターとのコラボ柄は毎年話題になります。特に「Disney 100 Team Mickey」や「天使なんかじゃない」コラボなど、限定デザインはファンの間で人気が高いです。
ただし、キャラクターものは「幼稚な印象を受ける」という声もあるため、シンプルな服装と合わせてメリハリをつけるのがおすすめです。
第4位:花柄・ボタニカル柄
大人っぽい花柄やボタニカル柄も人気です。特に「Orchid Bloom(オーキッドブルーム)」や「Tapestry Flower」といった落ち着いた色合いの花柄は、40代以降の女性に好評です。
ただし、カラフルすぎる花柄は「年配の女性のように見えてダサい」という意見もあるため、色選びが重要になります。
第5位:2025年春夏新作「アップタウンコレクション」
2025年春夏にデビューした「アップタウンコレクション」は、エコレザーのパイピングとゴールドのパーツで上品さを演出した新シリーズです。通勤にも使えるきちんと感があり、若い世代からも注目を集めています。
| 順位 | 柄の種類 | 人気の理由 | おすすめの年齢層 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 無地(ブラック・ネイビー) | どんな服装にも合う、ビジネスでも使える | 全年齢 |
| 2位 | ドット・チェック柄 | 派手すぎず個性を出せる、大人っぽい | 30代〜50代 |
| 3位 | キャラクターコラボ | 限定感がある、ファン心をくすぐる | 20代〜40代 |
| 4位 | 花柄・ボタニカル | 女性らしい、落ち着いた印象 | 40代〜60代 |
| 5位 | アップタウンコレクション | エコレザー使用で上品、通勤にも使える | 20代〜40代 |
この表が示すように、年齢層によって人気の柄は異なります。初めてレスポートサックを購入する場合は、無地のシンプルなデザインから始めるのが失敗しにくいでしょう。
レスポートサックを安く買う方法:アウトレットと通販活用術
「レスポートサックは欲しいけど、少しでも安く買いたい」という方のために、お得な購入方法をご紹介します。
アウトレットなら30〜50%オフで購入可能
アウトレットモールでは、レスポートサックを定価の30〜50%オフで購入できることがあります。三井アウトレットパークなど、全国のアウトレットモールに店舗があり、シーズンオフの商品や型落ち品をお得に手に入れられます。
特に福袋は1月に販売され、通常1万円程度で4点前後のアイテムが入るため、非常にお得です。
楽天市場・Amazonでポイント還元を狙う
楽天市場やAmazonなどのネット通販では、公式オンラインストアと同じ価格でもポイント還元があるため、実質的に安く購入できます。特に楽天市場では「お買い物マラソン」や「スーパーセール」の期間中に購入すると、ポイント還元率が大幅にアップします。
また、並行輸入品を扱うショップでは、さらに安く購入できる場合もありますが、正規品保証がない点には注意が必要です。
フリマアプリで中古品を探す
メルカリやラクマなどのフリマアプリでは、レスポートサックの中古品が多数出品されています。状態の良いものを選べば、定価の半額以下で手に入れることも可能です。
ただし、古いモデルは内側がベタベタになるという問題があったため、製造年月日を確認することをおすすめします。現在は改善されていますが、2010年以前のモデルは要注意です。
レスポートサックは若者にも人気?Z世代の評価
「レスポートサックは若者には合わない」というイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。
シンプルデザインとミニバッグが若者に刺さる
近年、レスポートサックは若い世代にも刺さり始めています。その理由は、シンプルなデザインや、トレンドの「ミニバッグ」「ショルダーバッグ」の展開が増えたためです。
特に「Mini N/S Tote」や「Mini Phone Crossbody」といった小さめのサイズは、ミニ財布やスマートフォンなど最小限の荷物でお出かけしたい若者にぴったりです。
サステナビリティへの取り組みも評価
レスポートサックは、環境への配慮にも力を入れています。「Recycled Black」など、リサイクル素材を使用したコレクションも展開しており、サステナビリティに関心の高い若者から注目されています。
ファッションは自分が好きなものを持つのが一番ですが、周りの目が気になる場合は、シンプルなデザインを選ぶことで「ダサい」と言われるリスクを減らせます。
レスポートサックをおしゃれに見せる5つのコツ
レスポートサックを「ダサく見せない」ためには、いくつかのポイントがあります。実践しやすいコツをご紹介します。
1. 無地やシンプルな柄を選ぶ
最もダサく見えないのは、ブラック、ネイビー、グレーなどの無地を選ぶことです。どんな服装にも合わせやすく、年齢を問わず使えます。
2. 柄物バッグにはシンプルな服を合わせる
柄物のレスポートサックを使う場合は、服装をシンプルにしてメリハリをつけることが重要です。柄×柄の組み合わせは避けましょう。
3. マキシ丈ワンピースやシャツスタイルと合わせる
マキシ丈のワンピースやシャツスタイルと合わせると、カジュアルすぎず大人っぽい印象になります。
4. ショルダーよりトートやリュックを選ぶ
「特にダサいと感じるのはショルダー型」という声が多いため、トートバッグやリュックの方がおしゃれに見えやすいです。
5. 小物(ポーチ)から取り入れる
レスポートサックに抵抗がある場合は、まずポーチなど小物から試してみるのもおすすめです。小さめのものなら可愛いから使うという人も多くいます。
このグラフが示すように、レスポートサックをおしゃれに見せるために最も重要なのは「無地やシンプルな柄を選ぶ」ことで、重要度は95%です。次いで「柄物バッグにシンプルな服を合わせる」が85%となっています。
まとめ:レスポートサックは使い方次第でおしゃれに見える
レスポートサックは、確かに「ダサい」という声もありますが、それはデザインや使い方によるものです。実際には約7割の人が時代遅れではないと評価しており、機能性の高さから再評価されています。
派手な柄やおばさん世代のイメージが強いですが、シンプルな無地デザインを選び、適切なコーディネートを心がければ、年齢を問わずおしゃれに使えるブランドです。
芸能人の愛用例も多く、梨花や佐藤栞里といった人気タレントがシンプルなデザインを選んでいることからも、使い方次第で十分おしゃれに見せられることがわかります。
価格は1万円前後から2万円台と決して安くはありませんが、高品質なリップストップナイロンを使用し、丁寧な縫製で長く使える耐久性があるため、コストパフォーマンスは悪くありません。アウトレットや楽天市場などを活用すれば、さらにお得に購入できます。
「ダサい」という声に惑わされず、自分が本当に欲しいデザインを選んで、レスポートサックの軽さと使いやすさを楽しんでください。

