- 素材と色選びで冬カーディガンは暖かく見える
- アウターとの重ね着で防寒もおしゃれも両立できる
- インナーの工夫次第で真冬でも快適に着られる
冬にカーディガンを着ていると「寒そう」「季節外れじゃない?」って思われそうで不安になりますよね。
でも実は、カーディガンは冬でも全然おかしくないアイテムなんです。素材や色、重ね着の仕方を工夫すれば、むしろおしゃれで暖かい冬コーデの主役になれます。この記事では、冬のカーディガンを自信を持って着こなすための具体的なテクニックをお伝えします。

なぜ冬にカーディガンは「おかしい」と思われるのか?
まず、なぜ冬のカーディガンに違和感を持つ人がいるのか理解しておきましょう。主な理由は次の3つです。
薄手で寒そうに見えるから
カーディガンはコートやダウンジャケットと比べて薄手のものが多いため、見た目だけで寒そうな印象を与えてしまいます。特に編み目の粗いニットカーディガンは風を通しやすく、真冬のアウターとしては不十分に見えがちです。
実際、ニット素材は糸を編み込んで作られているため、編み目の隙間から風が入り込みやすいという特徴があります。カーディガン1枚だけで外出すると、本当に寒さを感じてしまうことも多いでしょう。
秋や春のアイテムというイメージが強い
カーディガンは、コートを着る前後の「肌寒い」と感じる季節に着るアイテムという認識が一般的です。つまり、気温の移り変わりに対応する羽織りものというイメージが定着しています。
そのため、真冬の寒さが本格化する時期にカーディガンを着ていると、季節感がズレているように見えてしまうわけです。周りがダウンやコートを着ている中で、カーディガン姿だと浮いて見えるかもしれません。
防寒性が低く見える
カーディガンは前開きのデザインが基本なので、ボタンを留めていても胸元から冷気が入りやすい構造です。防寒機能としては不十分に見えるため、「なんでわざわざ寒い格好してるの?」と思われることがあります。
特に薄手のコットンやレーヨン素材のカーディガンは、冬に着ると明らかに季節外れに映ってしまいます。
上のグラフは、冬のカーディガンに違和感を持つ理由を調査したものです。約7割の人が「薄手で寒そうに見える」という見た目の印象を最大の理由として挙げています。次いで「秋・春のイメージが強い」が5割を超え、季節感のズレが大きな要因であることがわかります。
【真実】冬のカーディガンは全然おかしくない!
ここまで読んで「やっぱり冬にカーディガンはダメなのか…」と落ち込む必要はありません。実は、工夫次第で冬のカーディガンはむしろおしゃれで実用的なアイテムになるんです。
適切な素材と色を選べば暖かく見える
カーディガン自体が悪いわけではなく、素材と色の選び方が重要なんです。ウールやカシミヤといった保温性の高い素材を選び、暖色系やダークカラーを取り入れれば、見た目にも暖かく、実際にも快適に過ごせます。
後ほど詳しく解説しますが、素材と色を正しく選ぶだけで印象はガラッと変わります。薄手の春物カーディガンと、厚手の冬用ニットカーディガンでは、見た目の季節感がまったく違うのは当然ですよね。
インナーとアウターの組み合わせで防寒も完璧
カーディガン単体では寒いかもしれませんが、インナーに保温性の高いものを着込み、さらにアウターを重ねることで、真冬でも十分に暖かく過ごせます。
例えば、タートルネックのインナーの上にカーディガンを羽織り、その上からコートやダウンジャケットを着るレイヤードスタイルは、防寒性とおしゃれさを両立できる冬の定番コーデです。カーディガンが中間層として機能し、空気の層を作ることで保温効果も高まります。
おしゃれ上級者は冬でもカーディガンを活用している
ファッション誌やSNSを見ると、おしゃれな人ほど冬にカーディガンを上手に取り入れています。重ね着のアクセントとして使ったり、コートのインナーとして差し色に使ったりと、カーディガンは冬コーデに奥行きと個性を与えるアイテムとして重宝されています。
つまり、冬にカーディガンを着ること自体は何もおかしくなく、むしろセンスの見せどころなんです。
冬カーディガンの素材選びの基本
冬のカーディガン選びで最も重要なのが素材です。素材によって保温性、見た目の季節感、着心地がまったく変わります。
絶対に選ぶべき冬素材:ウール・カシミヤ
ウール(毛)は冬のカーディガンで最も代表的な素材です。保温性が非常に高く、厚手のウールカーディガンなら寒い日でも暖かく過ごせます。品質表示では「毛」とも記載されており、天然素材ならではの暖かさと通気性のバランスが魅力です。
カシミヤはカシミヤ山羊から採れる高級素材で、軽くて柔らかく、それでいて保温性が抜群です。価格は高めですが、その分着心地と暖かさは格別。冬の特別なシーンで着たいカーディガンにはカシミヤがおすすめです。
合成素材でもOK:アクリル・ポリエステル混
アクリルやポリエステル混の素材は、天然素材に比べると保温性では劣りますが、お手入れがしやすく価格も手頃なのがメリットです。ただし、冬に着る場合はインナーで保温性を補う必要があります。
厚手のニットやタートルネックをインナーに着れば、アクリル素材のカーディガンでも十分に暖かく過ごせます。
冬には避けたい素材:リネン・レーヨン・薄手コットン
リネン(麻)やレーヨンは涼しげな素材で、春夏向きです。冬に着ると明らかに季節外れに見えてしまうため、冬のカーディガンとしては避けるべき素材です。
薄手のコットンカーディガンも、冷房対策には向いていますが、真冬の外出には不向きです。素材タグをチェックして、保温性の高いものを選びましょう。
グラフからわかるように、カシミヤとウールが圧倒的に保温性が高く、冬のカーディガンに最適です。合成素材は中程度ですが、リネンやレーヨンは冬には不向きな素材であることが一目でわかります。素材選びを間違えなければ、冬のカーディガンは十分に暖かく着られます。
暖かく見せる色選びのコツ
素材と同じくらい重要なのが色選びです。同じカーディガンでも、色によって季節感や暖かさの印象が大きく変わります。
冬におすすめの暖色系カラー
赤、ベージュ、キャメル、オレンジ、ブラウンといった暖色系は、見た目だけで暖かい印象を与えます。特にベージュやキャメルは冬のトレンドカラーとしても人気で、どんなボトムスにも合わせやすい万能色です。
赤やオレンジは差し色として使うと、冬の重たくなりがちなコーデにアクセントを加えられます。ただし、鮮やかすぎる色は派手に見えることもあるため、暗めのトーンや落ち着いた色味を選ぶとバランスが良くなります。
定番のダークカラーも冬らしい
黒、グレー、ネイビー、チャコール、ダークブラウンといったダークカラーは、冬の定番色として違和感なく着られます。落ち着いた印象を与え、フォーマルな場面にも対応できるため、1枚持っておくと便利です。
ただし、全身をダークカラーでまとめると重たく見えがちなので、インナーやボトムスに明るい色を取り入れてバランスを取りましょう。
明るめカラーでも冬に使える色
白やアイボリーは冬にも違和感なく着られる明るめカラーです。清潔感があり、顔周りを明るく見せる効果もあります。ダークカラーのコーデに飽きたときは、白やアイボリーのカーディガンを選ぶと新鮮な印象になります。
グリーンやピンク、イエローも、暗めのトーンを選べば冬に着用可能です。明るすぎるパステルカラーは春のイメージが強いため、くすんだ色味や深みのある色を選びましょう。
避けたほうがいい色
青や水色といった寒色系は、冬に着ると寒そうな印象を与えるため避けたほうが無難です。また、明るいパステルカラー(パステルピンク、ライトイエロー、ミントグリーンなど)は春のイメージが強すぎて、冬には季節外れに見えてしまいます。
円グラフが示すように、冬のカーディガンでは暖色系とダークカラーが全体の65%を占めています。この2つのカテゴリを中心に選べば、冬に違和感なく着られるカーディガンが見つかります。明るめカラーも2割程度の支持があり、組み合わせ次第では十分に冬コーデに活用できます。
インナーの重ね着テクニック
カーディガンを冬に暖かく着こなすには、インナー選びが超重要です。カーディガンは前開きのため、インナーが見える部分も多く、コーデ全体の印象を左右します。
タートルネックで首元を暖かく
タートルネックは冬のカーディガンインナーの定番です。首元まで覆うことで防寒性が高まり、見た目にも暖かい印象を与えます。カーディガンのボタンを開けて着れば、タートルネックがアクセントになっておしゃれです。
薄手のタートルネックなら着膨れせず、厚手のカーディガンとの相性も抜群。色はカーディガンと同系色でまとめてもいいですし、あえて対照的な色を選んでメリハリを出すのもテクニックです。
長袖カットソーやロンTでシンプルに
無地の長袖カットソーやロングTシャツは、カーディガンのインナーとして使い勝手が良いアイテムです。シンプルなデザインなので、カーディガンのデザインを引き立てる役割を果たします。
白やグレーといったベーシックカラーを選べば、どんなカーディガンにも合わせやすく、着回し力も抜群です。寒い日は、カットソーの下にさらにヒートテックなどの保温インナーを着込むと、防寒効果がアップします。
シャツでキレイめスタイルに
襟付きのシャツをインナーに選ぶと、カジュアルなカーディガンでもキレイめな印象に仕上がります。白シャツは定番ですが、ストライプシャツや淡い色のシャツを合わせると、コーデに清潔感と上品さがプラスされます。
ビジネスカジュアルにも対応できるため、オフィスでカーディガンを着たい人にもおすすめです。
ニット×ニットの重ね着もアリ
最近のトレンドとして、ニットカーディガンの下に薄手のニットを重ねるスタイルも人気です。同系色で統一すればセットアップ風の洗練されたコーデになりますし、異なる色を組み合わせればレイヤード感が楽しめます。
ただし、厚手のニット同士を重ねると着膨れするため、薄手のニットとの組み合わせがポイントです。
カーディガンの上に着るアウターの選び方
真冬にカーディガンを着る場合、多くの人がアウターを重ねます。カーディガンとアウターの組み合わせ次第で、防寒性もおしゃれ度も大きく変わります。
コートとの相性が抜群
チェスターコートやステンカラーコート、トレンチコートといったロング丈のコートは、カーディガンとの重ね着に最適です。コートの下にカーディガンを着ることで、中間層ができて保温効果が高まります。
コートの前を開けて着る場合は、カーディガンが見えるため、カーディガンの色やデザインがコーデのアクセントになります。ベージュやキャメルのコートにグレーのカーディガンを合わせると、上品で洗練された印象になります。
ダウンジャケットでカジュアルに
ダウンジャケットとカーディガンの組み合わせは、カジュアルで暖かい冬コーデの定番です。ただし、着膨れしないように注意が必要です。
スリムフィットのダウンジャケットや、マット素材でステッチが目立たないデザインを選ぶと、すっきりとした印象になります。テカテカしたダウンや、ステッチが強調されたデザインは、カーディガンとの重ね着で野暮ったく見えることがあります。
ダウンベストで調整しやすく
ダウンベストは袖がないため、カーディガンとの重ね着でも着膨れしにくいアイテムです。カーディガンの上にサッと羽織るだけで、防寒性とスタイリッシュさを両立できます。
室内では脱ぎやすく、温度調整がしやすいのもメリットです。通勤やお出かけなど、室内外の移動が多いシーンにおすすめです。
ライダースジャケットでスタイリッシュに
レザーのライダースジャケットは風を通しにくい素材で、冬の定番アイテムです。短丈のライダースジャケットにカーディガンをプラスすると、防寒性を保ちつつ個性的なコーデが完成します。
カーディガンをアウターの上に着るという発想の転換もあり。ロング丈のカーディガンをライダースの上から羽織ると、存在感のあるレイヤードスタイルになります。
このグラフから、チェスターコートとステンカラーコートが、防寒性、おしゃれ度、着回し力のすべてで高得点を獲得していることがわかります。冬のカーディガンコーデに最も万能なアウターといえるでしょう。ダウンジャケットは防寒性では最高ですが、おしゃれ度と着回し力ではやや劣ります。シーンに合わせて使い分けるのが賢い選択です。
小物で暖かさをプラスする方法
カーディガンコーデを暖かく見せるには、小物使いも重要です。特に「3首(首、手首、足首)」を意識して防寒すると、体感温度も見た目の印象も大きく変わります。
マフラーやストールで首元を守る
首元にマフラーやストールを巻くだけで、冬のカーディガンに暖かい雰囲気がたっぷり出せます。差し色となるチェック柄のマフラーを巻けば、おしゃれ度もアップします。
首元から冷たい風が入り込むと寒く感じてしまうため、カーディガンを着るときはマフラーやストールがほぼ必須アイテムです。大判ストールなら、室内で肩に掛けて使うこともできます。
手袋で手元もぬくぬく
カーディガンの袖口から冷気が入りやすいため、手袋を着用すると防寒効果が高まります。レザー手袋ならきれいめコーデに、ニット手袋ならカジュアルコーデに合わせやすいです。
ブーツやソックスで足元も暖かく
足首が出るスニーカーやパンプスよりも、ブーツを選ぶと足元からの冷えを防げます。ロングブーツやショートブーツを合わせれば、冬らしいコーデが完成します。
また、厚手のソックスやタイツを履くことで、見た目にも暖かい印象を与えられます。
メンズとレディースの冬カーディガンコーデの違い
カーディガンの着こなしは、メンズとレディースで少し異なるポイントがあります。
メンズコーデのポイント
メンズの場合、カーディガンはキレイめカジュアルの定番アイテムです。シャツとの重ね着がスタンダードで、ビジネスカジュアルにも対応できます。
ジャケットの下にカーディガンを着る「ジャケット×カーディガン」のスタイルは、30代〜50代の大人男性に人気です。体型カバーにもなり、程よいゆとりが生まれて楽に着られます。
色はネイビー、グレー、黒といったダークカラーが定番。カーディガンとジャケットの色を変えて、奥行きのあるレイヤードを楽しむのがおすすめです。
レディースコーデのポイント
レディースの場合、カーディガンはフェミニンなアイテムとして活用されることが多いです。ワンピースやスカートとの組み合わせで、女性らしい柔らかい雰囲気を演出できます。
ロング丈のカーディガンは、体型カバーにもなり、縦長シルエットでスタイルアップ効果も期待できます。色は暖色系やパステルの暗めトーンが人気で、季節感を出しつつ華やかさもプラスできます。
アンサンブルニット(セットニット)として、同じ素材のキャミソールやタンクトップとセットで着るスタイルも冬に重宝します。
| 項目 | メンズ | レディース |
|---|---|---|
| 定番の組み合わせ | シャツ×カーディガン | ワンピース×カーディガン |
| 人気の丈 | ミドル丈 | ロング丈・ショート丈 |
| 主な色 | ネイビー、グレー、黒 | ベージュ、暖色系、白 |
| 重ね着スタイル | ジャケット×カーディガン | コート×カーディガン |
| 目指す印象 | キレイめカジュアル | フェミニン・上品 |
表からわかるように、メンズとレディースではカーディガンの使い方に違いがあります。ただし、共通しているのは「重ね着を楽しむ」「季節感を出す」という点です。自分のスタイルに合わせて、カーディガンを冬コーデに取り入れましょう。
気温別の冬カーディガンの着こなし方
冬といっても、気温によって最適な着こなし方は変わります。気温帯別のカーディガンコーデを見ていきましょう。
気温15℃前後:カーディガンがアウターとして活躍
初冬や春先の気温15℃前後なら、厚手のニットカーディガンをアウターとして使えます。インナーに長袖カットソーやシャツを合わせれば、ちょうど良い暖かさで過ごせます。
この気温帯では、カーディガン1枚でも寒そうに見えず、むしろ季節感のあるおしゃれなコーデになります。
気温10℃前後:カーディガン+ライトアウター
気温10℃前後になると、カーディガンだけでは少し寒く感じます。ダウンベストや薄手のコートを重ねるのがおすすめです。インナーはタートルネックやニットなど、保温性のあるものを選びましょう。
気温5℃以下:カーディガンはインナーとして
真冬の気温5℃以下では、カーディガンをアウターとして着るのは厳しいです。コートやダウンジャケットのインナーとしてカーディガンを活用し、3層以上の重ね着で防寒しましょう。
ヒートテック→タートルネック→カーディガン→コートといった多層構造にすると、極寒でも暖かく過ごせます。
「冬にカーディガンはおかしい」を気にしなくていい理由
ここまで読んでいただいたあなたなら、もう「冬にカーディガンはおかしい」なんて気にする必要はありません。
ファッションに正解はない
そもそも、ファッションに「これが正解」という絶対的なルールはありません。自分が快適で、好きな服を着ることが一番大切です。他人の目を気にしすぎる必要はないんです。
工夫次第で冬でもおしゃれに着られる
この記事で紹介したように、素材、色、インナー、アウター、小物を工夫すれば、冬のカーディガンは十分におしゃれで暖かいアイテムになります。
むしろ、レイヤードの楽しみ方を知っている人ほど、冬にカーディガンを活用しています。コーデの幅が広がり、個性も出せるアイテムなんです。
自信を持って着ることが一番のおしゃれ
どんなに正しいコーデでも、自信なさげに着ていたら魅力が半減します。逆に、自信を持って堂々と着ていれば、それだけでおしゃれに見えるもの。
冬のカーディガンを楽しんで着ることが、結局は一番のおしゃれなんです。
まとめ
冬にカーディガンを着ることは全然おかしくありません。ウールやカシミヤといった暖かい素材を選び、暖色系やダークカラーで季節感を出し、インナーとアウターを組み合わせれば、真冬でも快適でおしゃれなカーディガンコーデが完成します。
「冬にカーディガンはおかしい」という固定観念に縛られず、自分らしいスタイルで冬のファッションを楽しんでください。
この記事で紹介したテクニックを実践すれば、周りから「おしゃれだね」と褒められること間違いなしです。

